2013年3月30日土曜日

籾米備蓄の途中経過報告

参謀@補給断絶(Twitter ID @alyoto)さんからのレポートを掲載させていただきます。レポートの提供ありがとうございました。



籾米の状態で米を備蓄するため、ダンボールや不織布を使った保存方法を実践してみました。害虫忌避剤としては、防虫・防カビ・防水能力を持つ柿渋を使用しました。

使用したもの
籾米…品種はあきたこまち。通販で購入。
ダンボール…引越しの時に使用した一般的なダンボール。縦30cm、横43cm、高さ31cm
不織布…市販の排水口用水切り袋。百円ショップなどでも安価で売られている。
米袋…紙製の5kg用米袋。ホームセンター等で売っている。安価。
麻紐…不織布の口を縛るのに使用。
柿渋…国産の天然柿渋。通販で購入。1L。値段は1000円くらい。(結局、かなり余った)
布ガムテープ…ダンボールを閉じる。布テープなので強い。

ユニットの作り方
まず、ダンボールの両側と米袋の外側にハケで柿渋を塗ります。柿渋は床につくとなかなか取れないので注意です。できたら外に干して乾燥させます。

















籾米を不織布の小袋に詰めていきます。水切り用の不織布はそのまま使うと薄すぎて破れそうなので、二枚重ねて籾を入れます。僕の場合、一つの小袋に700g800gの籾を入れました。適量詰め込んだら、小袋の口を麻紐で縛っておきます。輪ゴムだと劣化してちぎれるので、紐を使うといいと思います。
















不織布で小袋を作ったら、柿渋を塗った米袋(中袋)に詰めます。一つの中袋に4つ~5つの小袋が入ります。中袋一つでだいたい3kg4kgの重さになります。
















中袋を用意したら、柿渋を塗ったダンボールに詰めます。一箱に4袋入りました。この大箱一つで12kg15kgくらいの重さでしょうか。この箱を一つのユニットとして保存します

















4ヶ月置いた結果

さて、この方法でユニットを作成して収納したのが昨年の11月。

柿渋の効果とはどれほどのものかと思い、対照実験のために柿渋を使用しないユニットも作成して、時間をおいて両者を比較することにしていました。

四ヶ月近く経ったので、少し中を覗いてみました…
常温で置いておいた籾米を詰めたので、かなりの虫が混入していたはずなのですが…
結論からいいますと、ほとんど違いはありませんでした。

大まかに全体を見た感じですが、柿渋を使った方にも使わなかった方にも、小さな虫の死骸がわずかに確認できました。
また、どちらの不織布にも小さな穴がいくつか空いていました。虫が食い破ったのか、それとも籾が突き破ったのかはわかりません。

しかし、ユニットを作成したとき既に秋も終わりかけていたことを考えれば、虫たちも越冬に入ったのだと思います。
じっと息を潜めている虫もいるはずですが、多くは卵を残して死んだのかもしれませんね。

今回はこのまま箱を閉じて、3ヶ月後に再び確認してみようと思います。
6月~7月であれば害虫が活発になる時期ですし、新潟は湿度が非常に高い土地なので、柿渋の防カビ効果が現れるかもしれません。

保存方法についての考察

今回は一般的な家庭でも揃えられる資材を中心に使用しました。ダンボール一箱は成人が一人で運搬できる大きさ・重さを想定しました。当初は籾米を不織布に包んでそのままダンボールに入れるつもりだったのですが、耐衝撃性や防水性を高めるために紙製の米袋を使いました。また、この中袋一つであれば、子供や女性でも簡単に持ち運びが可能なので、分割して運搬する上で便利だと思います。ただし、紙袋を使ったことで通気性を大幅に低下させてしまっている可能性があるので、その点は検証が必要です。

実際に作ってみての感想ですが、大箱が重すぎたと思います。運搬するには問題ない重さですが、女性やお年寄りには重いかもしれませんし、押入れの上段など高いところに収納しようとすると、厳しいかもしれません。よって、家庭での運用ならもっと小型の箱に小分けしてもいいと思います。

また、柿渋を塗った当初は、柿渋の臭いがコメに染み付くのではないかと考えてしまったのですが、実際は問題ありませんでした。天然素材なので、特に嫌な臭いはしません。

それから、不織布に直接柿渋を染み込ませるのも有効かもしれません。ただ、乾燥させると柿渋が固まって不織布の穴を塞いでしまうので、その場合は希釈して薄めたものを使うといいです。

以上、現段階での報告です。
また数ヶ月後に報告致します。


2013年3月26日火曜日

兵頭二十八(ひょうどう にそはち)著  『「日本国憲法」廃棄論』の紹介(「國體護持塾ブログ」より)

本日は、今月21日に出版されたある著書を紹介したいと思います。

兵頭二十八(ひょうどう にそはち)著 
『「日本国憲法」廃棄論』 草思社 1600円


            

著者の兵頭氏が軍事学者であるため、国防の観点からの議論が中心となっている。しかし、これまで多くの軍事評論家が憲法改正を唱えてきたのとは一線を画すより本質に迫る議論を展開している。確かに、真正護憲論のように綿密な国法学理論に基づく体系化された理論構築はなされていないものの、著者の占領憲法の正体を暴き、将来の日本を見据える誠実な態度には感動を覚えた。敬意を表したい。もはや、保守論壇において憲法改正は廃れており、占領憲法を廃棄すべきであるとの主張が芽生えつつある。このことは大いに歓迎すべきであり、実に素晴らしい傾向である。

下記に著書の内容から一部を引用させていただきたい。

《・・・当用の「日本国憲法」とやらの正体は、連合国が占領軍を通じて占領下の他国民にむりやり押し付けた「偽憲法」にすぎないと、誰でも制定過程を検分したら端的に理解できるでしょう。

 「反天皇」をスターリンから命令されていた共産主義者がリストを作った「公職追放」で、衆議院選挙への立候補そものもがGHQに統制され、他方では「天皇を東京裁判にかけるぞ」と脅されながら議会審議の真似事をさせられ、その真実を新聞報道しようとすれば「沖縄で岩石割りの重労働を十年間したいんだな?」とデスクが脅され、占領者による検閲が存在していること自体も秘密にするように厳命され、いわば秘密警察管理体制の恐怖下で、「日本国民の自由に表現された意思」を反映しようもない偽憲法は、罷り通りました。

 昔、ルソーは、〈人が自らに課した法に対する服従は自由である〉と言いましたが、こんな恐怖の偽憲法にいつまでも服していたら、なにひとつ自己決定のできないホンモノの禁治産者か中毒廃人になるでしょう。すぐ焼却処分し、汚損された法制の清掃を始めるのが、自由国民としては正しい態度です。》


本文はこちらです。http://kokutaigojijyuku.blog100.fc2.com/blog-entry-608.html

2013年3月24日日曜日

漁業権もGHQから与えられた”権利”です=辺野古の問題より=(「にっぽんを守りたい!ブログ」より)

辺野古の埋め立てを巡って色々ニュースが出ていますね。

産経
辺野古埋め立て申請 同意書を得て間髪入れず提出
 政府は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設問題で埋め立て申請に踏み切った。漁協から埋め立て同意書を得られるとの情報が入ると、すぐに申請を決断。提出も間髪を入れずに行い、環境影響評価(アセスメント)の評価書提出で混乱した民主党政権の轍を踏むことを回避した。だが、県の許可を得られる見通しは依然として立っていない


今日はこの是非というよりもなぜ、漁協の同意書が?
この同意を取る為に保証金として、20億円を超えるお金をこの漁協の方々は手にする訳ですが、なぜ、このような事になるのでしょうか?

海の使用については『漁業法』
という法律で定められています。


江戸時代には、漁民が藩主等に使用料を払うような形で漁業を認めていたのですが、

明治43年の漁業法では、水面上に"海の入会権"というような設定をして、海軍の"水利権"と使用できる区域等を分けたのです。


そして、戦後、GHQの圧力により、昭和24年、旧漁業法を廃止させ、新たに漁業法を制定させます。


大きな変更点は2点
1.入会権として認められていた"漁業権"を物件として認める。
2.水面上にそれぞれの区域で設定されていた漁業権を領海、内水面まで認める。


例えば、同じ物件で"地上権"で比較しましょう。
地上権というのは、土地を借りた上に家を建てている事で認められる"物権"な訳ですが、

毎年出る、土地の公示価格に応じた固定資産税を支払い、土地の賃料を支払います。

ところが、

"漁業権"には権利はあるものの、地上権のような納税等の義務もないという不思議な権利となってしまったのです。


この目的はGHQが日本に軍港を二度と拡大させないように、このような政策を押しつけたと言われていますが、震災後の神戸港の復興を遅らせる原因となりました。
今回東北の港の復興でも同じですね。

今回、漁業権についていわゆる"基地地主"より ?? な権利が出て来ましたので、少し書かせていただきました。


出典は南出喜久治先生の 国体護持総論より


本文はこちらです。http://ameblo.jp/yukakichi76/entry-11497028720.html

2013年3月19日火曜日

動乱の時代に(7) ~ TPPとは戦後体制そのものである ~ (政治団体「國體維新」公式ブログより)

安倍内閣が、正式にTPPの交渉への参加を表明した。

我々「國體維新」とは、真正護憲論と自立再生論に基づき、真の日本人らしい社会の再生と我が國の真の独立・自立を目指すことをその精神とするものである。

TPPなどに依らずとも、自立再生論により我が國の経済的諸問題は解決できるのである。

よって、当然のことながら、貿易への過度な依存を強め、また我が國の真の自立を阻害することになり、國體破壊の恐れすらあるTPPには断固として反対するものであり、これを否定、排撃するものである。

この点、経済的な観点からのみならず、防衛上の観点から、TPPの必要を語る方々もおられる。すなわち、ロシアや支那という大陸の侵略的な國家に我が國が対峙する上で、いわばアメリカとの同盟関係を強化する上で、TPPが必要なのだ、という論説である。

確かに、歴史的・伝統的に、我が國は大陸に勃興する巨大な帝國と常に対峙し、戦火を交えてきたことは、厳然たる事実である。

しかしながら、ここでしっかりと留意しておかねばならないことは、占領憲法に象徴される戦後体制は、日米安保体制にみられるように、我が國をアメリカの従属國としているものである。

決して我が國をアメリカの対等な同盟國とし、我が國の國體を護持する為にアメリカの力を利用することが可能となっているものではない。

我が國の実態とは、端的に明確にいえば、サンフランシスコ講和條約により、その主権を回復したとは名ばかりで、実はアメリカの従属國なのである。我が國は、サンフランシスコ講和條約により國家主権は回復したものの、これは事実上、制限され、ないしはその行使を制限されているのだ。

対米従属というこの体制は、戦後体制、戦後レジームともいわれ、これを端的に象徴するものこそが、占領憲法・占領典範というGHQやその走狗によって作成され、押しつけられた、我が國の國體を破壊する左翼思想の教典なのであり、皇室弾圧法なのである。

すなわち、戦後レジームからの脱却とは、その真の意味は、対米従属からの脱却であり、占領憲法・占領典範体制からの脱却なのである。

よって、我が國が大陸の國家と対峙する必要性、防衛上の必要性をいうのであれば、まずは大前提として、我が國が帝國憲法復元改正により、真の自立と防衛力の強化を果たさねばならない。それなくして、防衛上の理由などはナンセンスであり、全く何の意味も為さない。

つまり、現状の如く、我が國がその國體を破壊される恐れのあるTPPなどを結ばねば、防衛上の問題が生じるというのは、本末転倒と言わざるを得ないのである。TPPを締結すれば、外敵から守り得たところで、内部から我が國は徐々に崩壊する恐れが、現実のものとなってくる。

防衛上の問題を論じるのであれば、まずは我が國の真の自立、すなわち、「真の意味の」戦後レジームからの脱却が必須である。

過度に貿易への依存を強め、國體を破壊する恐れがあるTPPこそは、まさにこれこそは、「戦後レジーム」そのものに他ならないのである。TPPこそ、戦後レジームそのものである。

TPPなどに代表される貿易依存体制から脱却する自立再生論を提示し、真に「戦後レジームからの脱却」を成し遂げる、すなわち、対米従属と占領典憲体制を打破できるのは、真正國體保守政党「國體維新」である。

近日中に、「國體維新」は「五大政綱」を発表し、基本的な政策を公表する。何卒、ご期待頂きたい。

真正護憲論と自立再生論によれば、TPPなど、経済的にも、防衛上にも、如何なる観点からも不要である。

我が國の國體を護持し、真に日本國を再生できるのは、「國體維新」である。




「國體維新」は、各都道府県の支部長を公募しております。応募の要件は、①20歳以上の日本國籍を有する方 ②占領憲法(日本國憲法)が我が國の憲法典と言えないことに同意できる方 の双方を満たす方であれば問題ありません。

本文はこちら。http://ameblo.jp/sangreal333/entry-11492706670.html

第4回 おおいたオーガニックマーケット(Classic Farmさんのブログより転載)

本日、第4回オーガニックマーケットに出店しました

今回も卵と大豆の販売です♪

うちのブースの前は

国産小麦と天然酵母のパン工房「HIBINO」さんのお客様で行列です((´∀`*))
HIBINOさんのパンは、いつも11時のOPEN前から
お客様で大賑わいです♪

そんな中、今日は宇佐のどん百姓さんとの初コラボです!!

宇佐のどん百姓さんの無農薬JAS認定にこまる(お米)と

うちの放し飼い鶏卵で、卵かけごはんです( *´艸`)

子供達にもとっても喜んでもらえましたo(^-^)o

御来場の皆様、マーケット出店の皆様、主催者の後藤さん、お父様

ありがとうございましたー☆ヾ(≧▽≦)ノヾ(≧▽≦)ノ

本分はこちらです。http://musicfarm.exblog.jp/17466441/
本文はこちらです。

2013年3月15日金曜日

自民党の目指す『改憲』実は共産党も目指しています(「にっぽんを守りたい!ブログ」より)

少し暖かい日が出て来ましたね。
3月5日は二十四節気の啓蟄だったので、そろそろ本格的な春です。
空気がきれいなら、あちこちお散歩をしたい所なんですが・・・

ニュースで面白いのが上がっていましたね。
96条改正なら、政権ごとに憲法変わる…小沢氏

日本国憲法無効論とも言える論文も書いていらっしゃる、小沢一郎氏の発言ですが、本当にごもっともな事をおっしゃっていると思います。
国の憲法というのは、日本のような同じ皇統がつづいた国ではころころ変わる事は無いですからね。

自民党は憲法の96条を改正して、憲法を改正しやすくしようとしている訳ですが、日本共産党の綱領を拝見する限り、これに同調しそうなんですね。

日本共産党さんの綱領リンクです。

http://www.jcp.or.jp/jcp/Koryo/index.html

天皇条項については、「国政に関する権能を有しない」などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する。

 党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、の存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。


抜粋してみました。
天皇の制度は憲法上の制度であり、情勢が熟した時に国民の総意によって解決されるべき

という文言があります。

何を基準に国民の総意なんてものを計るかはもちろん分かりませんが、共産党が政権を取る事があれば、国民の総意が作られ、ニホンコクケンポウを『天皇を亡くし、共和制とする』と改憲する事が可能になるという事なのです。

まさか、そんな事態にはならないでしょうと思っているあなたは、昨年まで日本で民主党が政権を取っていた事をお忘れでしょうか?
100年後もその保証があると思いますか?
誰もそんなこと思いませんよね。

国の憲法とは100年200年変わらない日本の国体を表すべきものなので、憲法を変えるという事が簡単にできてはならない。少しくらい左翼政権が政権を執っても変わらないもので有るべきだと思っています。

自民党も押しつけられた憲法なんかとはさっさと別れて、帝国憲法を改憲する事を考えたられたら、いいんですけどね

本文はこちらです。http://ameblo.jp/yukakichi76/entry-11484885442.html

2013年3月14日木曜日

日本国憲法を作った!? 終戦連絡事務局って? (「にっぽんを守りたい!ブログ」より)

3月10日 東京大空襲の日ですね。
非戦闘員がこんなに殺害されたというのは、本当に歴史上でもあまり無い事ですね。
東京で10万人以上の方が亡くなって、その後、広島、長崎に原爆なんて恐ろしいものを落とされて、占領軍がやって来た、その頃の外交文書が3月7日に公開されたそうです。

今回の資料の公開で、占領政策上でのご皇室に対する数々の違法行為事実も明らかなっているそうです。これらを見たら"親米保守"の方はなんと言われるのか聞いてみたいですね。

私もこの占領政策は日本と日本人の中心であるご皇室をつぶす為の政策で、皇室財産の没収、宮家の廃止、日本国憲法(占領憲法)の制定や皇室典範の廃止をしたのだと思っていますので。


その中の一つ、外務省のHPにも載っていました。外交史料 Q&A昭和戦後期

「終戦連絡中央事務局」の業務について教えてください。
Answer

 終戦連絡中央事務局(終連)は、占領期にGHQと日本政府との連絡を担った機関です。連合国軍最高司令官より示された中央連絡機関設置の要求に応じて、**(略)**4部が置かれました。設置当初それぞれの部では、総務、軍事・政治その他連合国軍に対する通信便宜供与、賠償・経済的調整、俘虜抑留者、といった事項が取り扱われていました。
 終連の業務は占領政策の進展とともに複雑化し、内閣直属の行政機関が新設・拡充されるに伴い、それらの機関に分掌または移管されるようになりました。***(略)***


という物だそうです。

今回の外交文書では、この"終連"とGHQの協議により日本国憲法と言われている物が、作成されていった事が出ているようです。
まぁ、押しつけられた憲法ですから、日本の政府によって作成されたものだと思っている人はそもそもいないと思いますが、休戦状態の政府の中で"終連"という講和条約締結の窓口がGHQの指令によって日本国憲法を作った。

私達が今、国の根幹だと教えられている日本国憲法という物は、決して、憲法を定める機関で作成されたのではなく、講和条約の協議をする場で出来た物なのです。そんな、"条約"とはさっさとお別れして帝国憲法を改正するべきなんですよね。

「にっぽんを守りたい!ブログ」はこちらです。http://ameblo.jp/yukakichi76/entry-11486775441.html

体罰について考える (THINKER blogより)

桜ノ宮高校の自殺問題から、マスコミによる体罰批判が世をにぎわしています。
体罰が良いか悪いかといえば、もちろん良いとは言えないでしょう。しかし、実際の育児や教育現場では、単純な善悪の杓子定規では対応できません。実際の育児や教育現場を体験した人なら誰しもが経験することでしょう。

この点について、今、こう分析しています。

14歳の思春期を超えた若者への体罰は反発しか生み出さないので良くないようですが、欧米の金融権力がマスコミに体罰問題を取り上げさせる目的は、将来的に日本の教育分野を民営化して乗っ取る一面もあるとみています。

TPPには教育分野の自由化も入っています。将来的には学校も民営化して給食にまでマックやペプシを入れたいのかもしれません。
20年以上前にアメリカの高校へ留学していましたが、当時、学校にコーラの自販機が置いてあるし、給食はカフェテリアで白砂糖たっぷりのクッキーやハンバーガ―みたいな「スラッピー・ジョー」というミートソースをバンズに挟んだものを買って食べていました。今考えると、無茶苦茶ですよね(笑)

食による人間の弱体化です。これが随分と長い間、アメリカの公立の学校で行われています。
同じようにTPPで日本の教育も民営化して、日本人をさらに弱体化したいのでしょう。


戦後の数年間、日本人を弱体化するためにGHQが柔道を禁止していたこともあったようです。最近の柔道界バッシングや日本人が多くのメダルを獲得したレスリングのオリンピック種目からの排除の動きなどをみても、フィジカル面で日本人を弱体化させておくのは、欧米の金融権力にとって最優先事項かもしれません。


(※内柴選手の素行については実際の事情が本当にどうであったかは当事者にしかわからないので、ここではマスコミが体罰批判や柔道界バッシングにこだわる目的を分析するにとどめます)

続きはこちらのTHINKER blogをお読みください。

2013年3月4日月曜日

現在の親米日本の原因は?=ストックホルム症候群のお話=

こんばんは明日は3月3日 おひな祭り、上巳の節句の日ですね。
皇室のお嫁入りの様子を私達のような下々の者が真似をして、おひな様を飾る・・・
臣民がご皇室をしたって、2000年以上の皇統がつづいた、まさに日本の国体を表すような行事です。
ま、その後の食べ物ばかりに気がついつい行っちゃいますが

さて、先日少し教えていただいたお話があるので、今日は書いてみたいと思います。

ストックホルム症候群 (http://ja.wikipedia.org/wiki/ストックホルム症候群
wikiのリンクを貼りましたが、スゥエーデンのストックホルムで銀行強盗事件があった際に、その人質達が警察に銃を向けてくる、解放後も警察に協力しないという事があり、この人質に発生した心理状況をストックホルム症候群と言われています。


現在の日本はまさに、その"ストックホルム症候群"のようだと思えるんですよね。


当然に民間人への攻撃は国際法で禁止されていますが、東京を始め、大都市では米国の爆撃によって、また、広島や長崎では、恐ろしい爆弾を落とされて、東京、広島、長崎だけで31万人以上の日本人が亡くなっています。
長い日本の歴史の中で、一番日本人を殺害している国は米国なのです。

戦後、GHQに迎合しなくては、ご飯を得る事も出来ない、マスコミや学者、役人はGHQに反発するだけで職を失う。
あれだけ焼け野原にされ、人々を殺害された後に、そういった対応をGHQにとられた訳ですね。


GHQの占領軍は日本を"占領"しているのに、"進駐軍"と言い方を変え、
東京の大空襲の責任は日本にあるような言い方をしたり、広島・長崎の原爆のお陰で戦争が終わったなどと言う人まで出て来ます。
日本人が日本人でなくなるような憲法を押しつけられても『すばらしい憲法だ!』と思えるようになってきます。

そして、現在、米国の指示でTPPへ加入、国民の郵貯や健保盗られてもまだなお、アメリカに協力しようとする・・・
まさにストックホルム症候群ではないでしょうか?

「にっぽんを守りたい!」ブログより転載。

日本はアジアを侵略しておらず、自衛権を行使したのみ ~ 東京裁判

大東亜戦争は自衛戦争。


 東京裁判というのは大東亜戦争で日本敗戦後、戦争犯罪があったとして連合国側が一方的に日本の指導者を裁いたものです。正式には「極東国際軍事裁判(きょくとうこくさいぐんじさいばん The International Military Tribunal for the Far East)」と言います。(1946年5月3日~1948年11月12日)。

 東京裁判の11人の判事の中で唯一国際法に通じていたのはインド代表のパール判事で、パール判決書に次の一文があります。

「人道の基礎のうえに組織化された国際団体が存在するという前提の下に論を進めるならば、ある民族が自分に意に反して他の民族の支配下におかれるということは最悪の種類の侵略である。またかように侵略された被支配民族をかような侵略から解放するために援助する行為は、正当化しうるものとして容認しなければならない・・・本官としては、人道を基礎に組織された国際社会において、支配という侵略行為を受けている民族を援助する同様な行為を、同様に正当化しえないという理由を見いだせない」

大東亜戦争で日本は東南アジアに進出しました。それまで東南アジアは白人国家の植民地でした。日本軍が白人を追っ払いましたが、代わりに日本が支配者になるというものではなく、各国を独立させたのです。大戦中にビルマ(現ミャンマー)、フィリピンが独立し、インドネシアも独立の準備を進めました。「侵略された被支配民族をかような侵略から解放するために援助する行為は、正当化しうる」ということです。学校教育や「村山談話」、マスコミは大戦で日本がアジアを苦しめたと垂れ流していますが、国際法の権威であるパール判事は「正当」と判断しているのです。

 さらにパール判事はパリ不戦条約の条項に関するアメリカ議会での国務長官フランク・ケロッグ氏の答弁を引用しています。パリ不戦条約は「国際紛争の解決手段としての武力の行使を禁じる」条約ですが「自衛権」は認められています。条約を提唱したのがケロッグ氏です。

「ケロッグ氏は、自衛権は経済封鎖にまでおよぶことを説明している。この条約は自国の領土、属領、貿易あるいは権益を防衛する米国の権利を侵害するものではないと了解された」

日本はABCD包囲網という経済封鎖を受け、開戦にふみきりました。つまり、パリ不戦条約の意味からすると日本の戦争は自衛行為になるのです。アメリカが主導して行った対日経済封鎖は戦争行為であり、アメリカはそれとわかっていて仕掛けてきたのです。

 東京裁判は連合国軍最高司令官マッカーサーの名において行われました。そのマッカーサーは昭和26年(1951年)アメリカ上院で日本の戦争は自衛戦争だったと証言しています。

「日本には八千万に近い厖大(ぼうだい)な人口を抱え、それが四つの島の中にひしめいているのだということを理解していただかなくてはなりません。その半分近くが農業人口で、あとの半分が工業生産に従事していました。(中略)

 日本は絹産業以外には、固有の産物がほとんど何も無いのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫(すず)が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如している。そしてそれら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。

 もしこれらの原料の供給を断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであろうことを彼らは恐れていました。

 したがって彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障上の必要に迫られてのことだったのです」

 大東亜戦争は自衛権の行使であり、アジアを植民地から解放した戦争であり、決して侵略戦争ではありません。




参考文献

 WAC「日本は侵略国家だったのか『パル判決書』の真実」渡部昇一(著)

 講談社学術文庫「共同研究 パル判決書」東京裁判研究会(編)

 WAC「渡部昇一の昭和史(続)」渡部昇一(著)

添付画像

 東京裁判の被告が収監されていた巣鴨プリズンの警備兵(PD)


JJ太郎さんの「かつて日本は美しかった」より転載。

2013年3月2日土曜日

ココロのおうた、お詠みします (皇紀2673年3月2日)

私の名は安倍正行(あべのまさつら)。
人呼んで詠(うた)ふせぇるすまん。ただのセールスマンぢやございません。
私の取り扱ふ品物は「おうた(和歌)」、人間の心でございます。ホーホッホッ…。

この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかり、そんな皆さんの心のスキマに和歌をお詠み致します。
いいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。

さて、今日のお題は…「お米さま(稲穂)」

おむすひは ひとのこゝろを よりあはす むすひのかみの ゆにはのいなほ
(おむすびは 人の心を 縒り合はす 産巣日の神の 斎庭の稲穂)

お米が好きだ!おむすびが好きだ!といふ心があれば、解説は無用のものと思ひます。
分からない言葉があるやうならば、検索するなり、辞書を引くなりと調べて下さると嬉しいです。

昨今騒がれてゐる「TPP」にしても農業だけの問題だと未だに誤解されてゐる節があり、我國の在り方、自主性を破壊する危険性が全く報道されませんね。

この「TPP」「道州制」といふ売國法案を推し進めてゐる者は、私と同姓ださうです。
安倍姓(あべのかばね)の名折れです。お恥ずかしい。
さういへば彼は「國旗・國歌法」といふ伝統破壊の惡法にも關与したらしいですね。
彼とその狂信者達は「保守」と自称してゐるらしいですが、まさに「米國隷従体制の保守」といふ事大主義です。

更にいふならば、彼らのやうな「新自由主義者のいふ自由」とは、「本来の自由」といふ意味ではありません。
お米さまを例にしてみれば、彼らのいふ「自由」とは競争に勝利した者だけが「高級なブランド米」を食べ、競争に敗れた者は「支那のプラスチック米」を食べろといふ事であり、単なる格差社會推進でしかありません。

力を持つ者は好き勝手に、自由であつて良いといふ事に繋がり、我國の規範的な道徳・道理とは真逆です。
それを歴史に學びたいならば、平家物語でも太平記でも國史は宏遠であり、御聖徳は深厚です。

これを糺す爲にTPPへと参加するならば良いですが、現状では自主独立を恢復してゐない我國がその主導権を握れるはずもありません。
軍事占領下に外つ國と交はした約定を、我國の掟だと錯覺してゐるやうでは、自國内すら纏まらない。

因みに、私自身は競争も好きですが、行き過ぎた競争は武士道にも悖ります。
それに、そもそもお米さまを巡って競争する必要はないのです。
生き馬の目を抜く社會で、市場主義の影響下にある會社(株主)のいいなりになつて、人間性を擦り減らしながらあくせくと働かなくとも、事實として私達は十分に仕合せになれるのです。強國や貨幣の奴隷ではないのです。

今後、本来の日本社會を恢復させてゆけば、貨幣など必要最低限あれば足りるといふ實感が百姓でもある私にはあります。
そもそも紙幣そのものは、紙切れ以上の価値を持ちませんから、理に適つてゐると思ひます。

はたらけど かせげども うらがなし たまるくがねは ただのかみきれ
(働けど 稼げども 心悲し 溜まる黄金は 唯の紙切れ)


うぶすなに いなほのめぐみ うれしけれ すこやけくあれ いねもこどもも
(産土に 稲穂の恩 嬉しけれ 健やけくあれ 稲も子供も)

皆、自分達で頂くお米は自分で賄ひ、足るを知れば、争ひの原因すらなくなります。
短期的に見れば作柄にも左右されますが、籾米は長期の備蓄も可能です。陳倉米といふものです。
今様にいへば「ヴィンテージ米(?)」でせうか。

あまくだる みずほのくにの うましこめ もろひとつどへ いただきませう
(天降る 瑞穂の國の 美味し米 諸人集へ 頂きませう)

南洲翁(西郷隆盛)遺訓。
「政(まつりごと)の大體は、文を興し、武を振るひ、農を励ますの三つにあり。其他百般の事務は皆この三つの物を助くるの具也。」
この三つを御座なりにして、其他の事務だけで國家運営をしやうといふのが昨今の政でせう。
政の大體を安定させる爲に備へるのが政治家の仕事ではないでせうか。

我國の本来の在り方とは御神勅にまで遡ります。
伊耶那岐命、伊耶那美命の「修理固成の神勅」、天照皇大御神の「天壌無窮の神勅」「寶鏡奉斎の神勅」「斎庭稲穂の神勅」。
これらの理想を實現する爲、我國は肇りました。
肇國にあたつての「即位建都の詔」には、蒼生安寧(大御宝(民)の利益)と八紘為宇(天下を掩い家と爲す)。

あめつちの きはまりもなき きみがよに ならへわがやの ぞうにのもちよ
(天地の 極まりもなき 君が代に 倣へ我家の 雑煮の餅よ)

これらの理想をただの御題目とせず、道理を知らす統治を爲されてきたのが皇室です。
そして、我々の御先祖も克くこれを輔けたからこそ、我國は今日まで続いてゐる訣です。

人はパンのみに生くるに非ずといはれますが、まず食べねばなりません。
これらの道理を持つて、キリストより遥か以前から實踐してゐたのは我國です。
それは何も特別な事ではなく、我々日本人の感覚としては当たり前の道理だとも思ひます。
しかし、それは人類普遍の道理でもあり、本来はその道といふものすら必要なかつたのでせうね。
時代が進むに連れて、我々人類は伝統的な叡智を忘れて、徐々に衰退してゐるのではないでせうか。

そんな中で、先の見える筈もない博打経済の先行きが、何だか心配になつた貴方!
取り敢へず、美味しいお米さまの「おむすひ」を頂いて元気を出して!

私達と倶に本来の豊かさを取り戻しませう!